お稽古日記 10月13日
2009年 10月 14日
月2回のお茶のお稽古の日でした。
今日から10月のお点前、中置きとなりました。
気がつけば、暑い日もどんどん少なくなって
わたしの住む町では、朝晩寒い日さえあります。
季節を大切にするお茶の世界は、さすがですねー。
11月からの炉の季節を前に、
少々肌寒くなってきたこの季節
お客様から寒々しい水差しを遠ざけ、少し風炉を近づけてのお手前。
風炉を中間に置くから「中置き」なのだそうです。
もうひとつ五行棚という棚を使うところも、このお点前の特徴だとか。
木火土金水(もっかどこんすい)といわれるもので、
この世界は作られていて、さらにこの五行はすべて風炉と棚の中に存在する。
木:五行棚の焼杉
火:炭
土:風炉 (※灰ではなーい!)
金:釜
水:お水
まー、なんて哲学的なのでしょう。
難しいすぎて、「うーむ・・・」となってしまいました。
今日のお軸な「三夕の歌」という、雅なお軸でした。
定家・西行・寂連のお三方がおよみになった「秋の夕暮れ」の歌、三首。
これを読むだけで、ちょっと物悲しくもなったりします。
昔も今も、秋はおセンチになるのですね。
さて、お点前。
「基本的には、平手前と変わりません。」と先生はおっしゃいます。
へー、そうなんだ、と軽く考えておりましたらば
なんのなんの。
水差しの置き場所が逆になるだけで、お棗やお茶碗の位置がわからんし
配置がちがうので、それだけで次の所作がぶっ飛びました。
そうなると焦ってきて、立ったり座ったりが雑になってきます。
何よりもまず、自分の心を制することが大切だなーと痛感しました。
先輩方お二人も同様にされましたが、さすが手馴れたもので
ゆったりときれいなお手前でした。
点てていただいたお茶が、ほんとうにおいしくて・・・。
お稽古中にも関わらず、ほっこりさせていただきました。
この日は先生方も、わたしたち生徒もみーんな着物着用のお稽古でした。
休憩中は、着物談義に花が咲きました。
わたしがこの日着ていった小紋。
先日も着た成田屋さん小紋ですが、
(今回のコーディネートは、お茶仕様↓)
お買い上げの顛末も楽しくお話したのですが、
さて、この柄いったい何?となりました。
わたしは「ふくろう」だと思っていたのですが
「ふくら雀」というご意見と、「たぬき」というご意見が・・・。
はてさて?
今日から10月のお点前、中置きとなりました。
気がつけば、暑い日もどんどん少なくなって
わたしの住む町では、朝晩寒い日さえあります。
季節を大切にするお茶の世界は、さすがですねー。
11月からの炉の季節を前に、
少々肌寒くなってきたこの季節
お客様から寒々しい水差しを遠ざけ、少し風炉を近づけてのお手前。
風炉を中間に置くから「中置き」なのだそうです。
もうひとつ五行棚という棚を使うところも、このお点前の特徴だとか。
木火土金水(もっかどこんすい)といわれるもので、
この世界は作られていて、さらにこの五行はすべて風炉と棚の中に存在する。
木:五行棚の焼杉
火:炭
土:風炉 (※灰ではなーい!)
金:釜
水:お水
まー、なんて哲学的なのでしょう。
難しいすぎて、「うーむ・・・」となってしまいました。
今日のお軸な「三夕の歌」という、雅なお軸でした。
定家・西行・寂連のお三方がおよみになった「秋の夕暮れ」の歌、三首。
これを読むだけで、ちょっと物悲しくもなったりします。
昔も今も、秋はおセンチになるのですね。
さて、お点前。
「基本的には、平手前と変わりません。」と先生はおっしゃいます。
へー、そうなんだ、と軽く考えておりましたらば
なんのなんの。
水差しの置き場所が逆になるだけで、お棗やお茶碗の位置がわからんし
配置がちがうので、それだけで次の所作がぶっ飛びました。
そうなると焦ってきて、立ったり座ったりが雑になってきます。
何よりもまず、自分の心を制することが大切だなーと痛感しました。
先輩方お二人も同様にされましたが、さすが手馴れたもので
ゆったりときれいなお手前でした。
点てていただいたお茶が、ほんとうにおいしくて・・・。
お稽古中にも関わらず、ほっこりさせていただきました。
この日は先生方も、わたしたち生徒もみーんな着物着用のお稽古でした。
休憩中は、着物談義に花が咲きました。
わたしがこの日着ていった小紋。
先日も着た成田屋さん小紋ですが、
(今回のコーディネートは、お茶仕様↓)
お買い上げの顛末も楽しくお話したのですが、
さて、この柄いったい何?となりました。
わたしは「ふくろう」だと思っていたのですが
「ふくら雀」というご意見と、「たぬき」というご意見が・・・。
はてさて?
by kaokaolululu
| 2009-10-14 08:21
| 茶の道