こんなヒトになりたい!
2009年 10月 11日
憧れのヒト、それは内海英華師匠。
初めてお目にかかったのは、2008年の5月4日。
桂文珍師匠の独演会でした。
その日、まだ着物を着慣れていないにも関わらず
果敢にも着物で落語会に参上したワタシ。
文珍師匠の落語は、予想通りめっちゃおもしろかったデス。
そのプログラムではじめて目にした「女道楽」という文字。
すみません・・・まったく期待しておりませんでした。
が、現れ出でた英華師匠のあでやかで美しいこと。
確か、黒いお着物に白い帯。帯揚げ・帯締めはまっ紅という
なんとも粋で色っぽいコーディネートに目が釘付けになりました。
歩いてこられるだけで、ぱぁーっと舞台が明るくなって、
お三味線持って、さっとお座布団の上に座りはるときに
ちょっと上前をさばきはった加減が、なんとも色っぽくて・・・
惚れました。
その後の芸のまたまた色っぽいこと。
お三味線の音って、こんなにつやつやしてるんやーって、思いました。
前の席のおばあちゃんふたりは眠ってはったけど、
わたしは英華師匠の一挙手一投足(足はないね)を
食い入るように見てたと思います。
声を張って聴かせる唄があるかと思えば、
ゆったりとしたお姿で、さらりと色っぽくどどいつを・・・。
あー、こんなヒトになりたいなーと思いました。
そんな憧れの方のCDを、入手いたしました。
拝聴いたしまして、
落語好きと言っていたけど、お囃子のことはぜんぜん知らんかった・・・と。
落語会でよく聞く、二番太鼓すらよく知りませんでした。反省。
お囃子ってすごいです。
お三味線もすごいけど、笛や太鼓のなんと粋なことでしょう!
まるでJAZZのトリオを聴いているようです。
各お師匠の出囃子なんて、これだけで十分なエンターテイメントですね。
それぞれの特徴をよくぞここまで表現してあるなーと感心しきり。
5代目文枝師匠はやわらかい雰囲気。
6代目松鶴師匠の出囃子は、ビッグバンドのような豪快さ。
ほんま、すごいわー。
英華師匠のお三味線も色っぽくて、すんばらしーです。
これに太鼓や笛が加わると、これまた絶品ですね。
笛は、そののびやかな音色でお囃子全体を引き締めもし、
ゆるやかに裏で響くオブリガードでは、またちがった風情をかもし出しています。
太鼓はベースとドラムを兼ねているようですが、
時には「船」や「雪」などの情緒ある景色を思い出させる効果音の役目も。
女道楽っていうのは、花柳界の方などクロウトさんをもうならせる芸であるとか。
昔の日本人は今のワタシらとちがって、芸事にも通じてた。
粋のレベルがぐーっと高かったに違いない。
とにもかくにも、色っぽい。
わたしもいつの日か、こんな風に色っぽいヒトになりたいなー。
えーっと、ブログを始めて半年足らず。
今回の記事で100個めとなりましたー!
初めてお目にかかったのは、2008年の5月4日。
桂文珍師匠の独演会でした。
その日、まだ着物を着慣れていないにも関わらず
果敢にも着物で落語会に参上したワタシ。
文珍師匠の落語は、予想通りめっちゃおもしろかったデス。
そのプログラムではじめて目にした「女道楽」という文字。
すみません・・・まったく期待しておりませんでした。
が、現れ出でた英華師匠のあでやかで美しいこと。
確か、黒いお着物に白い帯。帯揚げ・帯締めはまっ紅という
なんとも粋で色っぽいコーディネートに目が釘付けになりました。
歩いてこられるだけで、ぱぁーっと舞台が明るくなって、
お三味線持って、さっとお座布団の上に座りはるときに
ちょっと上前をさばきはった加減が、なんとも色っぽくて・・・
惚れました。
その後の芸のまたまた色っぽいこと。
お三味線の音って、こんなにつやつやしてるんやーって、思いました。
前の席のおばあちゃんふたりは眠ってはったけど、
わたしは英華師匠の一挙手一投足(足はないね)を
食い入るように見てたと思います。
声を張って聴かせる唄があるかと思えば、
ゆったりとしたお姿で、さらりと色っぽくどどいつを・・・。
あー、こんなヒトになりたいなーと思いました。
そんな憧れの方のCDを、入手いたしました。
拝聴いたしまして、
落語好きと言っていたけど、お囃子のことはぜんぜん知らんかった・・・と。
落語会でよく聞く、二番太鼓すらよく知りませんでした。反省。
お囃子ってすごいです。
お三味線もすごいけど、笛や太鼓のなんと粋なことでしょう!
まるでJAZZのトリオを聴いているようです。
各お師匠の出囃子なんて、これだけで十分なエンターテイメントですね。
それぞれの特徴をよくぞここまで表現してあるなーと感心しきり。
5代目文枝師匠はやわらかい雰囲気。
6代目松鶴師匠の出囃子は、ビッグバンドのような豪快さ。
ほんま、すごいわー。
英華師匠のお三味線も色っぽくて、すんばらしーです。
これに太鼓や笛が加わると、これまた絶品ですね。
笛は、そののびやかな音色でお囃子全体を引き締めもし、
ゆるやかに裏で響くオブリガードでは、またちがった風情をかもし出しています。
太鼓はベースとドラムを兼ねているようですが、
時には「船」や「雪」などの情緒ある景色を思い出させる効果音の役目も。
女道楽っていうのは、花柳界の方などクロウトさんをもうならせる芸であるとか。
昔の日本人は今のワタシらとちがって、芸事にも通じてた。
粋のレベルがぐーっと高かったに違いない。
とにもかくにも、色っぽい。
わたしもいつの日か、こんな風に色っぽいヒトになりたいなー。
えーっと、ブログを始めて半年足らず。
今回の記事で100個めとなりましたー!
by kaokaolululu
| 2009-10-11 12:17
| ひとりごと